【第3回】AIを相棒にする 〜Claude Code 導入編〜
今回の主役
ここまででスマホの中にUbuntu、Node.js、Gitが揃いました。いよいよ今回、Claude Codeを入れます。
Claude Codeは、ターミナル(黒い画面)の中で動くAIアシスタント。「こういうアプリ作って」と話しかけると、ファイルを作ったりコードを書いたり、実行までやってくれる。要するにスマホの中にエンジニアの相棒が住み着くみたいな話です。
なぜClaude Codeなのか
ブラウザ版のAIチャットでもコードは書けます。でも、生成されたコードを自分でコピーしてファイルに貼って、保存して、ターミナルで実行して…という手間が地味にキツい。
Claude Codeはその面倒を全部引き受けてくれます。ファイル操作もコマンド実行もAI側でやる。僕らは指示するだけ。スマホの小さい画面での開発では、この違いがとんでもなく効きます。
インストール
Ubuntuにログインした状態で、1行。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
前回入れたnpm(Node.jsと一緒に入ってる)がここで活きます。1〜2分で終わります。
確認。
claude --version
バージョンが表示されればOK。
初回起動とログイン
claude
このコマンドで起動すると、初回はAnthropicアカウントでのログインが求められます。画面の指示に従ってブラウザでログインするだけ。ClaudeのProプランに入っていれば、そのアカウントで使えます。
ログインが済むとプロンプトが立ち上がって、もう話しかけるだけ。
> こんにちは、何ができる?
みたいに日本語で聞いても、ちゃんと答えてくれます。
proot-distroから一発で起動する小ワザ
毎回「Termux起動 → Ubuntuログイン → Claude起動」は面倒。これを1コマンドにまとめられます。
Termux側(Ubuntuに入っていない状態)で、こう打つ。
proot-distro login ubuntu -- claude
--の後ろに書いたコマンドが、Ubuntuに入った直後に実行されます。つまりログインとClaude起動が一気に済む。
さらにTermuxの .bashrc にエイリアスを仕込んでおくと超楽。
echo 'alias cc="proot-distro login ubuntu -- claude"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
これで cc と3文字打つだけで起動するようになります。
Termux:Widgetでホーム画面から1タップ
ここまでやるなら、もうひと押し。Termux:Widgetというアプリを入れると、スマホのホーム画面にショートカットを置けます。
F-Droidから Termux:Widget をインストールして、こういうスクリプトを置いておく。
mkdir -p ~/.shortcuts
echo '#!/data/data/com.termux/files/usr/bin/bash
proot-distro login ubuntu -- claude' > ~/.shortcuts/claude.sh
chmod +x ~/.shortcuts/claude.sh
あとはホーム画面長押し → ウィジェット → Termux:Widget → claude.sh を選ぶだけ。
ホーム画面のアイコンをタップ → いきなりClaude Codeが起動する、という状態の完成です。
つまずきポイント
- ログインでブラウザが開かない: URLをコピーして手動でブラウザに貼れば大丈夫
claude: command not found: nvmで入れたnpmのパスが通ってない可能性大。source ~/.bashrcで直ることが多い- 500や401エラー: Anthropic側の一時的な障害の可能性があります。数分待ってリトライ
次回予告
道具は全部揃った。次回はいよいよNext.jsで実際にホームページの土台を作ります。Claude Codeに「Next.jsのプロジェクト作って」と話しかけるところから始めます。
続く。