【第4回】スマホでホームページを作る 〜Next.js 開発編〜

いよいよ作る

環境構築の話が続きましたが、今回からやっと「作る」話です。

今回のゴールは、スマホの中でNext.jsのプロジェクトを立ち上げて、ブラウザで確認するところまで。ここまで行けば、あとは中身を作り込むだけです。


Next.jsって何?

Next.jsは、ReactというライブラリをベースにしたホームページやWebアプリを作るためのフレームワークです。

「じゃあReactでよくない?」と思うかもしれませんが、Reactだけだとページの切り替えとか、画像の最適化とか、細かいところを自分で全部書かないといけない。Next.jsはそういう面倒ごとを最初から全部用意してくれてる、全部入りセットみたいなものです。

個人のホームページでも、仕事で使うサイトでも、とりあえずコレ選んどけば外さない。そういう立ち位置です。


プロジェクトを作る

Claude Codeを起動した状態で、こう話しかけます。

Next.js 15のプロジェクトをmyhpという名前で作って。
TypeScriptとTailwind CSSも入れて。

すると自分で必要なコマンドを組み立てて実行してくれます。裏側で動いてるのはだいたいこんなやつ。

npx create-next-app@latest myhp --typescript --tailwind --app

5〜10分くらい待つとセットアップ完了。myhpフォルダが出来上がります。


動かしてみる

フォルダに入って、開発用サーバーを起動。

cd myhp
npm run dev

しばらくすると、こんな表示が出ます。

Local: http://localhost:3000

このURLをスマホのブラウザにそのまま打ち込む。Chrome でも Brave でも、何でもいい。開くと「Welcome to Next.js」みたいなページが表示されます。

スマホの中でサーバーが動いて、同じスマホのブラウザでそれを見ている、という状態です。ちょっと不思議な気持ちになります。


中身を書き換えてみる

Claudeにこう頼みます。

app/page.tsx のトップページを、
「ようこそ」という見出しと自己紹介の文章だけのシンプルな形に書き換えて。

Claudeがファイルを書き換えてくれたら、ブラウザをリロードせずに見てみる。Next.jsは変更を自動で反映してくれるので、保存した瞬間に画面も変わります。この体験、慣れると戻れません。


Tailwind CSS v4 のちょっとした注意

最近のNext.jsに入るTailwindはv4系。v3までと設定方法が結構変わっています。

一番違うのは、tailwind.config.js書かなくてよくなったこと。代わりに globals.css の中に @theme というブロックで色やフォントを定義します。

ネットの古い記事だとv3前提の手順がほとんどなので、「設定ファイルがない!」と焦らないこと。v4ではそれが正解です。


スマホで開発するときのコツ

  • 画面の狭さ対策: Termuxのフォントサイズは小さめにする(2本指ピンチで変えられる)
  • キーボード: 物理キーボードが繋がるなら劇的に楽になる。Bluetoothキーボード1個あると世界が変わる
  • ファイル編集はClaudeに任せる: 自分で vi とか開いて編集するより、Claudeに指示した方が圧倒的に速い
  • 画面分割: Xperiaなら画面分割でターミナルとブラウザを同時表示できる。確認がめちゃくちゃ楽

つまずきポイント

  • localhostが開かない: npm run dev がちゃんと起動してるか確認。エラーメッセージは全部Claudeに読ませると早い
  • port 3000 is in use: 他のプロセスが使ってる可能性。npm run dev -- -p 3001 で別ポートに逃がす
  • 動作が重い: 正常です。スマホのCPUでビルドしてるので、ある程度は仕方ない

次回予告

次回はついに最終回、作ったホームページをインターネットに公開します。GitHubにプッシュして、Vercelでデプロイするところまで。スマホ1台で開発からデプロイまでの旅、ゴールが見えてきました。

続く。