【番外編①】Claude Code をもっと快適に 〜使いこなし術〜
本編では書ききれなかった小ワザ集
本編ではClaude Codeを「とりあえず動かす」ところまでしか紹介しませんでした。でも、毎日使うなら細かい使い勝手を整えるだけで体感が全然違います。今回はその実践編。
エイリアスで起動を3文字に
毎回 proot-distro login ubuntu -- claude は打ちたくない。Termuxの .bashrc にエイリアスを仕込みます。
nano ~/.bashrc
一番下に追加。
alias cc="proot-distro login ubuntu -- claude"
alias ub="proot-distro login ubuntu"
保存したら反映。
source ~/.bashrc
これで cc と打つだけでClaude起動、ub でUbuntuログインのみ、という使い分けができます。
--dangerously-skip-permissions の話
Claude Codeは、ファイルを書き換えたりコマンドを実行するたびに確認を取ってきます。安全のため。
でも、信頼できる自分のプロジェクトだけを触っている時は、この確認が正直ウザい。そこで使うのが、
claude --dangerously-skip-permissions
名前が物々しい通り、全ての確認をスキップします。Claudeがファイル消すと言ったら、問答無用で消える。
使っていい場面 / ダメな場面
使っていい
- 自分1人のプロジェクト
- Gitで管理されていて、最悪戻せる状態
- 実験用のディレクトリ
使っちゃダメ
- 仕事のクライアント案件
- Gitで管理していないファイルが混ざってる場所
- 他人のコードを触る時
一言で言うと「失ってもいい環境でだけ使う」。これを守れば劇的に作業が速くなります。
Termux:Widget のショートカット拡張
本編で1つだけショートカットを作りましたが、用途別に複数作るのが真価。
cd ~/.shortcuts
このフォルダに好きなだけスクリプトを置けます。例えば。
claude-safe.sh(普通モード)
#!/data/data/com.termux/files/usr/bin/bash
proot-distro login ubuntu -- claude
claude-fast.sh(権限スキップモード)
#!/data/data/com.termux/files/usr/bin/bash
proot-distro login ubuntu -- claude --dangerously-skip-permissions
ubuntu.sh(ただのUbuntuログイン)
#!/data/data/com.termux/files/usr/bin/bash
proot-distro login ubuntu
全部に chmod +x を付ければ、ホーム画面から好きなウィジェットを選んで起動できます。僕は「普通」「高速」「素のUbuntu」の3つを並べてます。
プロジェクトごとの設定ファイル
Claude Codeはプロジェクトのルートに .claude/ フォルダを作って、そのプロジェクト専用の指示を覚えさせられます。
.claude/CLAUDE.md というファイルを作って、こんな風に書いておく。
# このプロジェクトについて
- Next.js 15 + TypeScript + Tailwind v4
- コミットメッセージは日本語で
- コンポーネントは app/components/ 以下に作る
- 不明点があれば必ず質問してから実装
次回からClaudeがこれを自動で読んでくれるので、毎回同じ説明をしなくて済む。地味ですが効きます。
MCPで機能を足す(上級者向け)
**MCP(Model Context Protocol)**を使うと、Claude Codeに外部ツールを追加できます。
例えばSerenaというMCPサーバーを入れると、コードベース全体を賢く扱えるようになる。大きいプロジェクトで真価を発揮します。
設定は ~/.config/claude/ あたりのJSONをいじる必要があって少しハードルが高いので、また別記事で。興味があればMCPの公式ドキュメントを見てみてください。
まとめ
- エイリアスで起動を短縮
- ウィジェットを用途別に複数作る
- 権限スキップは自己責任で爆速化
- プロジェクト別CLAUDE.mdで指示を使い回す
小さな改善の積み重ねが、毎日の開発を劇的に快適にしてくれます。